積水化学工業株式会社、東京都下水道サービス株式会社、足立建設工業株式会社の3社により共同開発してきた管路更生工法「SPR工法」が、この度、公益財団法人大河内記念会が実施する第59回大河内賞において、最上位となる「大河内記念賞」を受賞しました。
3月22日(金)、日本工業倶楽部会館(東京・丸の内)にて贈賞式が行われました。
記
1.受賞内容
第59回大河内賞「大河内記念賞」
受賞業績:スパイラル自動製管管路更生工法の開発と実用化
2.受賞者
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積水化学工業株式会社 |
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取締役 専務執行役員 環境・ライフラインカンパニー プレジデント |
髙見浩三 |
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(写真右から1人目) |
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執行役員 環境・ライフラインカンパニー 技術・開発センター所長 |
藤井重樹 |
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(写真右から4人目) |
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東京都下水道サービス株式会社 |
代表取締役社長 |
前田正博(写真右から2人目) |
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足立建設工業株式会社 |
代表取締役社長 |
足立邦夫(写真右から3人目) |
受賞者を代表して、髙見浩三 積水化学工業㈱環境・ライフラインカンパニープレジデントから、今後もこの技術を活かして、目に見えない社会インフラの老朽化問題の解決に取り組んでいく旨の挨拶をいたしました。
《ご参考》
工法の特長
SPR工法は、帯状の硬質塩化ビニル樹脂製プロファイルを既設管の中で螺旋状に巻きながら嵌合させて製管した後、既設管と更生管の間隙部に特殊裏込め材を注入して老朽管を更生(改築・更新)する工法です。250mmの小口径から6,000mmの大口径までの幅広いサイズの管路や円形以外の断面をもつ管路、湾曲している管路にも適用できる工法です。
またSPR工法は「既設管との複合」という世界初となる独自の発想をとり入れることにより、既設管の残存強度を有効利用することができ、下水を流しながらの施工が可能です。そのため、道路の掘削が必要な開削布設替工法と比較して、工期やコスト、工事に伴う周辺住民や社会・環境に与える影響を大幅に軽減することができます。
<SPR工法の施工イメージ> |
▼大河内記念会ウェブサイト
http://www.okochi.or.jp/hp/top.html
▼管路更生工法「SPR工法」の開発と実用化が「大河内記念賞」を受賞(2013年2月15日付プレスリリース)
http://www.sekisui.co.jp/news/2012/1230845_14690.html
▼「SPR工法」についてはこちら
http://www.eslontimes.com/system/items-view/71/
以上