企業情報化協会より「IT総合賞」を受賞

 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:根岸 修史、以下当社)は、公益社団法人企業情報化協会(会長:宇治 則孝、以下IT協会)による平成26年度(第32回)IT賞において、「IT総合賞」を受賞しました。IT賞は、わが国の産業界において、ITを活用した経営革新に顕著な努力を払い、優れた成果を上げたと認めうる企業・団体に対してIT協会から授与される賞です。
 今回当社が受賞した「IT総合賞」はIT賞の中でも最上位に位置付けられ、経営とITの効果的な融合により、企業活動の戦略的展開を実現し、現状および将来にわたり他の模範となると認定された場合に授与されます。

 当社では、2003年より電子メールやスケジューラ・電子会議室などの機能を有するグループウェア「Smile」を自社開発してきました。自社開発により、機能拡張に関する要望への迅速な対応に加え、ナレッジマネジメントやコスト低減に大きな効果をもたらしました。また、社員証と連動したID管理による利用状況のモニタリングを通じて、セキュリティ面も強化しました。2013年度には、メールボックスの容量拡大や、サーバーの維持・更新作業の不要化、グローバルでの情報共有基盤の統一などを目的に、「Smile」をIaaS(※)に移行しました。これらの一連の作業を自社グループ内で行った取り組みが「自社で利用するシステムは自社で開発する。その際に人件費も含めたシステム投資を低廉に抑え、最新技術を意欲的に取り入れた取り組みは他の範となるものである」として高く評価され、今回の受賞に至りました。

※IaaS:Infrastructure as a Serviceの略。
  情報システムの基盤(インフラ)を、インターネット上のサービスとして遠隔から利用できるようにしたもの。

 なお、2015年2月5日(木)・6日(金)に開催されるIT協会主催の「第30回IT戦略総合大会 (ITMC 2015)」にて、表彰式典ならびに受賞記念講演が行われます。

 

【ご参考】
 IT協会ウェブサイト  http://www.jiit.or.jp/information/detail/info3372.htmllink

以上