積水化学工業株式会社(代表取締役社長:髙下 貞二、以下当社)は、2013年より「SEKISUI環境ウィーク」を定め、8月1日~7日を中心に、当社グループ全体でグローバルに環境貢献活動に取り組んでいます。
第4回となる今回の「SEKISUI環境ウィーク」では、米国・ニューヨークでの外来植物駆除活動をシンボルイベントとして8月20日に開催し、社長をはじめとする経営幹部のほか、従業員とその家族を合わせた約100名が参加しました。また、各事業所で独自の環境貢献活動を企画・実施しています。
当社では、2014年度に環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランTake-Off」(2014~2016年度)を策定し、「SEKISUI環境ウィーク」への当社グループ全事業所・全従業員の参加を目標としています。
第4回「SEKISUI環境ウィーク」の主な実施イベントについて
1)シンボルイベント : 米国・ニューヨークでの外来植物駆除活動
<活動の概要>
ニューヨーク市マンハッタン北部に位置するセントラル・パークは、生物多様性に富み、年間約4,200万人が訪れる憩いの場所です。ここでCentral Park Conservancy(CPC:セントラル・パーク管理委員会)指導のもと外来植物の除去等の活動を行いました。米州のグループ会社では、過去にも3回、同様の活動を実施しており、生物多様性の重要性の理解や環境意識を高めることも併せて学んでいます。
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日 程 |
:8月20日(土) |
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場 所 |
:米国・ニューヨーク セントラルパーク |
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参加者 |
:髙下社長、久保プレジデント、加藤プレジデント、平居取締役 |
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集合写真 |
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髙下社長 |
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久保プレジデント |
加藤プレジデント |
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外来植物の除去等を実施 |
当社グループでは、1963年4月に、発泡ポリスチレンペーパーの製造・販売を手がけるSEKISUI PLASTICS CORPORATIONをペンシルベニア州に設立し、日本の製造業としてもっとも早く米国への進出を果たしています。
現在では合わせガラス用中間膜やフォームなどの車両材料、検査薬・検査機器などのメディカル分野、航空機・鉄道用の高機能プラスチックシートなどの主力事業を展開しています。この米州におけるシンボル的な環境貢献活動の実施など、グローバルレベルで従業員の環境に対する意識を高めたいと考えています。
2)各地の取り組み
シンボルイベント以外にも、各事業所で独自の環境貢献活動を企画・実施しました。
<各事業所で実施した環境貢献活動例>
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東京セキスイハイム工業株式会社(埼玉県蓮田市) |
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② |
積水成型工業株式会社(島根県出雲市) |
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③ |
積水メディカル株式会社(愛知県名古屋市) |
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① |
② |
③ |
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【ご参考】「SEKISUI環境ウィーク」制定の背景・狙い
1)背景
当社グループは2012年8月に、創立65周年記念イベントとして「世界こどもエコサミット2012」を日本で開催しました。世界の主要事業所の従業員のこどもたち総勢85名が参加して、琵琶湖を題材とした環境学習や異文化交流を行いました。
このエコサミットでこどもたちからの提言を受け、毎年8月を中心に当社グループ全体で環境貢献活動に取り組む「SEKISUI環境ウィーク」を設けることを決定しました。
第3回となる昨年は、世界の事業所・関係会社すべてで、地域清掃活動や自然観察などを実施しました。
2)狙い
「SEKISUI環境ウィーク」をはじめとする環境貢献活動の実施を通じ、環境活動推進力の高い人材集団となることで、「環境貢献製品の市場拡大と創出」「環境負荷の低減」「自然環境の保全」の3つの貢献により、「自然資本へのリターンに貢献」し、積水化学グループが目指す姿『生物多様性が保全された地球』を実現していきます。
以 上