環境・ライフラインカンパニー管轄の生産子会社の経営統合および社名変更について

2019年4月1日
積水化学工業株式会社

  積水化学工業株式会社（代表取締役社長：髙下貞二、以下「当社」）の環境・ライフラインカンパニー（プレジデント：平居義幸）は、将来的な需要構造の変化に対応すべく、西日本エリアにおける生産子会社の再編を実施し、本日より西日本積水工業株式会社を発足させましたのでお知らせします。

背景

  環境・ライフラインカンパニーでは、主力事業である塩化ビニル管などの汎用品事業において、住宅着工数の減少や新設の公共投資予算の縮小により、将来的に需要が減少すると見込んでいます。そこで、こうした国内需要構造の変化を見据え、将来的に必要とされる生産能力・物流体制などを総合的に検討してきました。
  今般、昨年４月の東日本積水工業株式会社発足に続いて、西日本エリアの岡山積水工業株式会社（以下「岡山積水」）と栗東積水工業株式会社（以下「栗東積水」）の２社のマネジメントを一元化することで、西日本エリアにおける生産コストと物流コストの効率化を推進します。

西日本積水工業株式会社の発足について

  栗東積水は、塩ビ管の主力製造拠点である滋賀栗東工場の工場内生産子会社でした。岡山積水は、主に中四国エリア向けの建材、継手などを製造する生産子会社でした。
  岡山積水と栗東積水の２社の経営統合にあたっては、岡山積水を存続会社とし、栗東積水における事業のすべてを岡山積水が継承することとしました。また、統合後の会社の名称を「西日本積水工業株式会社」に、本社所在地を滋賀栗東工場内に変更し、新たな体制で事業運営の一層の強化と事業価値の向上を図っていきます。

■西日本積水工業株式会社の概要

【ご参考】環境・ライフラインカンパニーの他の主要生産拠点と品目