2019年8月8日
積水化学工業株式会社
積水テクノ成型株式会社
積水化学工業株式会社(代表取締役社長:髙下 貞二、以下「積水化学」)は、インド北西部のグジャラート州マンダルに、車輌内外装向け射出成型品の生産・販売を行う合弁会社SEKISUI DLJM MOLDING PRIVATE LIMITED(以下、「セキスイDLJMモールディング」)の第4工場を新設します。第4工場の新設にかかる投資額は約9億円、稼働は2020年4月を予定しています。
積水化学の高機能プラスチックスカンパニー(プレジデント:清水 郁輔)は、戦略分野の一つである車輌・輸送分野において、射出成型事業を主要事業の一つと位置付けています。同事業の新興国市場でのビジネスの拡大を目指し、インドで2011年8月、現地企業Dipty Lal Judge Mal Private Limitedとの合弁でセキスイDLJMモールディングを設立し、事業を開始しました。以降、インドにおけるモータリゼーションの拡大を背景に事業規模が拡大してきましたが、今般、今後見込まれるさらなる需要増に対応するため、インド北西部で初となる工場を新設します。これにより、インドにおける生産能力を約20%増強し、事業拡大を図ります。
なお、積水化学グループにおける事業主体は、積水化学の100%子会社である積水テクノ成型株式会社(代表取締役社長:山下 浩之、以下「積水テクノ成型」)が担当します。
第4工場の概要
1)生産品目:車輌(四輪・二輪)内外装向け射出成型品
2)規 模:敷地面積33,820㎡、工場延床面積1,660㎡
3)稼働時期:2020年4月予定
4)所 在 地:グジャラート州マンダル地区
事業目標
セキスイDLJMモールディングは、第4工場稼働の効果等により、2022年度に売上高90億円を目指します。
【ご参考①】合弁先(Dipty Lal Judge Mal Private Limited)の概要
会社名 | Dipty Lal Judge Mal Private Limited |
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代表者 | Dev Bhushan Jain (よみ:デブ・ブシャン・ジェイン) |
事業内容 | 射出成型品の製造・販売(家電関連、車輌部品) |
設立 | 1984年 |
資本金 | 45百万ルピー |
従業員 | 520名(2019年4月1日現在) |
売上高 | 60億円(2018年度)(※1ルピー=1.57円換算) |
【ご参考②】積水テクノ成型の概要
会社名 | 積水テクノ成型株式会社 |
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代表者 | 山下 浩之 |
事業内容 | 射出成型品の製造・販売(車輌部品、物流・環境・土木関連) |
設立 | 1962年 |
資本金 | 2億円 |
本社 | 東京都港区西新橋2-6-2 |
従業員 | 155名(2019年4月1日現在) |
売上高 | 178億円(2018年度、海外グループ会社2社含む) |
【ご参考③】セキスイDLJMモールディング社の概要
会社名 | SEKISUI DLJM MOLDING PRIVATE LIMITED |
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出資比率 | 積水化学:51%、Dipty Lal Judge Mal Private Limited:49% |
事業内容 | 車輌向け射出成型品の製造・販売 ※主な生産品は下記写真ご参照 |
設立 | 2011年8月1日 |
資本金 | 1百万ルピー |
本社 | インド・デリー市 |
従業員 | 396名(2019年4月1日現在) |
売上高 | 49億円(2018年度)(※1ルピー=1.57円換算) |
生産拠点 | 3か所 |
グレーターノイダ第1工場
(ウッタル・プラデーシュ州)
タプカラ第2工場
(ラジャスタン州)
チェンナイ第3工場
(タミルナドゥ州)
※主な生産品:車輌内外装向け射出成型品(塗装・メッキ対応)
四輪・内装部品
外装メッキ部品
四輪・外装部品
(ランプハウジング)
外装塗装部品
(二輪・フロントフェンダー)
本件に関するお問い合わせ
【報道関係のお客様】
積水化学 広報部
TEL:03-6748-6467 FAX:03-6748-6547
【一般のお客様】
積水テクノ成型 経営管理部
TEL:03-5521-0738 FAX:03-5521-0739