米国子会社AIM Aerospace Corporationの社名変更に関するお知らせ

2019年12月3日
SEKISUI AEROSPACE CORPORATION
積水化学工業株式会社

・SEKISUI AEROSPACE CORPORATIONに社名変更
・積水化学グループとして航空機・自動車向け部品など「モビリティ材料領域」の業容拡大を加速

  2019年11月21日付で積水化学工業株式会社(代表取締役社長:髙下 貞二、以下「積水化学」)の子会社となったAIM Aerospace Corporation(エーアイエム エアロスペース コーポレーション)は、同社名を「SEKISUI AEROSPACE CORPORATION」(セキスイ エアロスペース コーポレーション)と変更しました。
  積水化学グループは、SEKISUI AEROSPACE CORPORATIONとの、マーケティングや販売、研究開発におけるシナジー創出により、成長領域として位置付ける自動車や航空機などの「モビリティ材料領域」における業容拡大を加速していきます。


  積水化学グループへの加入および社名変更にあたり、SEKISUI AEROSPACE CORPORATIONのPresident & CEOであるDaniele Cagnatel(ダニエレ カグナテル)は、次のとおりコメントしています。
  「積水化学のファミリーに迎えられたことは私たちにとって大変名誉であり喜びです。私たちは新しい会社名に「積水」と付けることができました。積水エアロスペースはこれからも末永くお客様および社会に卓越したサービスを提供し続けることができる会社であることを、お客様、従業員、ビジネスパートナーの皆様にメッセージとして述べさせていただきます。」
  また、積水化学の取締役常務執行役員 高機能プラスチックスカンパニープレジデントの清水郁輔は、次のようにコメントしています。
  「米国の航空機業界で二次構造材のサプライヤーとしての高い信頼とプレゼンスを形成してきたSEKISUI AEROSPACE CORPORATION を積水化学グループに迎えることができたことは大変喜ばしく、また光栄に存じます。変更した社名のとおり、今後は積水化学グループの一員として、航空機分野の事業拡大に貢献していくことを期待しています。また、積水化学グループ全体としては、同社が有する炭素繊維複合材成型や航空機の安全性に関する高い知見と、当グループの自動車向け樹脂加工製品に関する技術やグローバル拠点網などあらゆるリソースとのFusion「融合」により、モビリティ材料領域での業容拡大を加速し、変革期にあるモビリティ産業の発展とSDGsに貢献してまいる所存です。」


  SEKISUI AEROSPACE CORPORATIONは、30年以上にわたり、航空機およびエンジン市場に幅広いソリューションを提供する革新的なアプローチを行ってきた複合材メーカーです。SEKISUI AEROSPACE CORPORATIONは、北米の航空産業向けにおいて、先進的な熱可塑性樹脂複合材とインテリジェントオートメーションの実現をリードしています。また、グローバルな航空産業向けの先進的な二次構造材、システム、エンジン部品、および熱可塑性樹脂複合材の設計および製造を行うリーディングカンパニーで、お客様に最適なコスト、品質、および納期で製品を製造する総合的な能力を有しています。航空産業において複合材部品の需要が拡大するなか、業界において先進的な製品を今後も提供していきたいと考えています。


【SEKISUI AEROSPACE CORPORATION会社概要】

(1)新商号

SEKISUI AEROSPACE CORPORATION(セキスイ エアロスペース コーポレーション)

SEKISUI AEROSPACE CORPORATION

(2)本社所在地

米国ワシントン州シアトル

(3)代表者

President & CEO Daniele Cagnatel

(4)事業内容

航空機・ドローン向け複合材成型品の開発・製造・販売
※主要製品群:航空機向けダクト・二次構造材・エンジン部材、ドローン向け外装部材

(5)設立

1988 年

(6)生産拠点

ワシントン州シアトル、アイオワ州オレンジシティ

(7)従業員数

約1,100 名

以上

<ご参考>
・2019年6月17日付プレスリリース「『AIM Aerospaceグループ』の買収に関するお知らせ(pdf)
・2019年11月22日付プレスリリース「AIM Aerospaceグループの買収完了のお知らせ

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