「健康経営銘柄2021」に初選定

~「健康経営優良法人2021大規模法人部門(ホワイト500)」にも国内関係会社30社が認定~

2021年3月4日
積水化学工業株式会社

  積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤敬太、以下「当社」)は、健康経営に優れた企業として、「健康経営銘柄2021」に初めて選定されました。

   「健康経営銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定しています。長期的な視点から企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介することを通じ、企業による健康経営の取り組みを促進することを目指しています。

  当社グループは、「従業員は社会からお預かりした貴重な財産である」という考え方に基づき、従業員の健康管理に取り組んできました。この取り組みをさらに一歩進め、従業員の健康推進を経営戦略としてとらえて、すべての従業員が、心身ともにそして社会的にも良好な状態である Well-Beingであることを目指し、5つのセグメントで活動を進めています。

  • 健康経営銘柄2021
  • 健康経営優良法人2021

5つのセグメントにおける健康推進の取り組み

1.体の健康 -健康診断と生活習慣病対策-

  グループ全社共通の健康管理システムを導入し推進体制の強化を図っています。また、健診結果数値が良くないハイリスク者をモニタリングし、適切なガイドラインの発行、各事業場の健康管理責任者と本人へのレター送付などの取り組みを行っています。2017年度1.4%だったハイリスク者が2019年度1.0%に減少しました。


2.心の健康 -ストレスチェックと研修制度、相談センター-

  ストレスチェックは、努力義務である集団分析、職場環境改善までグループ全社で実施しています。新任管理職・中途採用者・海外赴任者に対しては、Webによるストレスマネジメント研修を実施し、ストレスのセルフコントロール指標で向上が見られています。また、2020年度よりグループ全従業員必須のメンタルヘルス研修を開始しました。働く従業員が誰でも利用できる相談センターを設置し、セーフティネットとしての機能も強化しています。


3.組織 -安心して働ける職場と制度-

  化学物質や作業姿勢、騒音など職場に存在するさまざまな健康障害要因に対して、労働安全衛生マネジメントシステムの活用により、グループ全体で改善活動を推進しています。また、病気を抱える従業員が配慮された環境の中で安心して働くことができるよう社内制度の充実に努めています。


4.グループ一体での取り組み

  健康経営推進をグループ一体で取り組み、国内関係会社30社が「健康経営優良法人2021大規模法人部門(ホワイト500)」に認定されました。また、全事業場(約300事業場)に健康管理責任者と担当者を配置して、確実に健康経営推進が取り組まれるよう体制を整備しています。

グループ一体での取り組み

5.働きがい・やりがい・生産性向上

  1~4のセグメントでの取り組みを確実に実施することにより、働きがいと生産性の向上を目指していきます。生産性向上の見える化を図り、2019年度から「プレゼンティーズム※1」と「アブセンティーズム※2」の測定を開始しました。

※1 プレゼンティーズム:心身の状態の不調から本来発揮されるべきパフォーマンスが低下している状態
※2 アブセンティーズム:病気や体調不良などにより会社を欠勤すること

  当社は、今後もすべての従業員が心身ともに、そして社会的にも良好な状態であるWell-Beingを目指して健康経営を推進していき、事業を通じて地域・社会へ貢献していきます。

*健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。


選定記念盾
選定記念盾(右:代表取締役社長 加藤敬太、左:人事部 健康推進室長 荒木郁乃)

本件に関するお問い合わせ

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