2026年7月13日
積水化学工業株式会社
積水化学工業株式会社(代表取締役社長:清水 郁輔、以下「積水化学」)の高機能プラスチックスカンパニー(プレジデント:浅野 陽)は、2026年4月30日に当社の欧州特許EP 2 017 237 B2(以下「EP'237」)について特許を維持する判決が下されたことをお知らせしましたが、これに加え、今般、当社の欧州特許EP 3 357 888(以下「EP'888」)についても、特許を維持する判決が下されたことをお知らせいたします。
ドイツ連邦特許裁判所は、クラレヨーロッパ有限責任会社(以下「クラレ欧州」)が請求したEP'888 のドイツにおける効力に対する無効訴訟(事件番号3 Ni 4/25 (EP))において、2026年6月23日、クラレ欧州の請求を棄却しました。なお、同判決に対して、クラレ欧州は控訴が可能です。
EP'888 は、EP'237 と同様に、PVB 中間膜に関する特許です。2025年5月7日にお知らせしたとおり、EP'237 については、ドイツのミュンヘン地方裁判所が、クラレ欧州による「“Trosifol” The Wedge Acoustic」及び「“Trosifol” The Wedge Acoustic Shadeband」(以下「クラレ製品」)のドイツ国内での製造、提供、使用等の差止めを命じており、同差止め命令は現在執行されております。今般、EP’888 についても特許を維持する判決が下されたことを踏まえ、積水化学は、EP’888 に基づくクラレ欧州に対する損害賠償請求についても検討しています。
また、韓国においても、PVB 中間膜に関する特許である韓国特許第1935216号(以下「KR'216」)及び韓国特許第1935222 号(以下「KR'222」)について、クラレコリア有限会社(以下「クラレ韓国」)が請求した無効審判において、韓国特許審判院は、2026年6月22日、いずれについても特許を維持する旨の審決を下しました(事件番号:KR'216 につき2025 年第424 号、KR'222 につき2025年第425号)。
積水化学は、クラレ韓国に対し、これらの韓国特許に基づき、2025年11月6日、ソウル中央地方法院において、クラレ製品に関する差止めの仮処分を提起しており、現在も同仮処分を求める手続は継続しています。
積水化学グループは、保有する知的財産権を重要な経営資源と位置付けており、今後も知的財産権が侵害されていると判断した場合は、厳正に対処していく所存です。
<本件に関するお問い合わせ先>
■報道関係の皆様
積水化学工業株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
E-mail:kouhou@sekisui.com