積水化学グループは、次代の中核事業(ネクストフロンティア)開発のため、新規事業の創出に取り組んでいます。主に環境・エネルギー面などの社会課題解決に資するイノベーション創出に注力しています。

ペロブスカイト太陽電池

再生可能エネルギーの活用に向け、ペロブスカイト太陽電池の開発に取り組んでいます。「超軽量」の特徴からビルなどの壁や重量制約のある工場屋根などへも設置が可能です。
2025年の事業化へ向けて積極的に実証を進めています。

定置型リチウムイオン電池

大容量・長寿命・高安全・省スペース化を同時に実現する画期的な大判薄型リチウムイオン電池を開発。国内自社工場で生産した製品は、住宅での採用が進んでおり、太陽光と合わせた発電効果や、万一の災害時でも、お客様の暮らしに安全を提供しています。今後は、公共施設等への展開も進め、再エネ率向上や強いまちづくりに貢献します。

バイオリファイナリー(BR)

ごみ焼却施設で発生するガスを微生物により工タノールに変換する技術を確立。行政や他社との連携を進め、2022年度から岩手県久慈市のプラントで実証実験を開始し、2026年度以降の事業化を目指しています。化石資源に依存しない資源循環社会の世界観を共有するブランド「UNISON」にもご注目ください。

*ゴミの分別は自治体のルールに従ってください。

鉄鋼業界におけるCO活用

製鉄の際に排出されるガスからCO2を分離・回収、再利用する技術開発にも取り組んでおり、世界をリードする鉄鋼および鉱業会社であるArcelorMittal, S.A.と鉄鋼プロセスに活用するカーボン・リサイクルの国際共同研究開発を進めています。